ご挨拶

近年、わが国では女性医師の数が増加しています。
それは循環器領域においても例外ではなく、2010年現在日本循環器学会の女性会員数は50代は6%、40代は11%なのに対し、30代は18%、20代は21%と年々増加傾向にあります。

一方、女性循環器医のキャリア育成を考えると、これまで男性の労力に依存してきた循環器領域においては体力面や心理面、女性特有のライフイベントのサポート体制を考えてもまだまだ多くの障害が存在します。
それらの障害を1つ1つ克服していくことは、良質な医療を提供し続ける上で今後の重要な課題と考えます。

本研究会は、男女問わず会員相互の連携を図りながら、より積極的に血管内の治療および診断技術の向上と普及発展に貢献できる環境の整備を進め、
その結果として、心血管インターベンションのさらなる向上を図り、広く地域医療の発展に寄与することを目的とし、2008年に設立し活動を進めています。