日時	2010年3月5日 (金) 13:50 to 15:20
場所	国立京都国際会館

多様化する女性循環器医の職場環境への対応

塚原玲子 先生 (済生会横浜市東部病院)
大西祐子 先生 (平塚共済病院)

座長

上田真喜子 先生 (大阪市立大学病理病態学)
横井宏佳 先生 (小倉記念病院)循環器科)

『 Field survey of female cardiovascular specialists through the Japanese Women's Interventional Conference: J-WINC. 』
『 Working Conditions and Career Support for Women Interventional Cardiologists with Children. 』

近年、わが国では女性循環器医の数が増加している。日本循環器学会の女性会員数の割合は、50代は6%、40代は11%であるが、30代は18%、20代は21%と増加している。現在、女性循環器医のキャリア育成においては、多くの障害が存在する。

特に、多くの女性循環器医は子育てをしながら仕事を継続していくことに、難しさを感じている。そのため、妊娠・出産・子育て期のサポートシステムの充実や、柔軟な就労形態の提供など、女性循環器医の勤務環境を改善するとともに、男性循環器医と対等のキャリアアップ ( career coordination ) ができるようなシステムを確立することが是非とも必要となる。本シンポジウムでは、女性循環器医の職場環境の問題点を改善して、女性循環器医が出産・子育てをしながら、そしてワーク・ライフ・バランスを保ちながら、仕事を続けキャリアアップしていくためには、どのような女性循環器医支援・育成システムが重要かについて議論をしたい。